東京旅行レポート

東京旅行自体は二泊三日だったんですが、一日目&二日目の午前は大学院の研究関係の資料を集めて回ったり大学時代の友人に会ったりで、レポートするような場所は行ってません。

二日目の午後。まずは昼食兼ねて「日野館」へ。
新宿駅からJR中央線で日野駅まで行き、駅の出口から右に曲がって、佐藤彦五郎屋敷を改造した手打ちそば屋「日野館」に行きます。歩いて行ったらいつの間にか通り過ぎてしまい(爆)、道を渡って日野図書館のお世話に(^_^;。訊いたら何と渡ったばかりの道を挟んで斜め前にあったという・・・。店の前はもともと道場だったそうですが、火事で燃えてしまい、今では駐車場になってました。土方さんが植えたという、噂の竹林も見られます。
さて、その日野館。駐車場から中は見えません。塀があって門から中に入ります。玄関入るとすぐレジですが、そこで「新撰組関係のポストカード」も売ってます。三種類ほど。レジ近くの席は土間風になっていて、奥に座敷があり、そこで土方さんがよく寝てたそうです。
新撰組関係の本も幾つか置いてありました。永倉さんの「新撰組顛末記」も。
そこでおそばを食べ、少し休憩かねて読書。ポストカードを買った後、三時頃に出て四時頃新宿のホテルに帰り着きました。

ホテルに荷物を置いた後、四時半頃今回の旅行のきっかけになったAOLコミキャラオフ会の待ち合わせ場所へ。
・・・が、思いっきり迷う。ホテル最寄りのJR新宿駅南口から待ち合わせの東口まで、どうやって行けばいいのかさっぱり分からない。結局地下鉄丸の内線の新宿駅を通路代わりにしてどうにか東口の改札口までは着きました。ここまでで既に待ち合わせの五時突破(爆)。周りを見回しても、それらしい集団はなし。少し歩いて探した後、諦めて葦ペンにimodeメール。数分後、彼女から電話。こうしてようやくご一行と合流。
 さて、オフ会会場は「パセラ」というカラオケボックス。一曲目を隣のヒロが歌ったので、二曲目を私が歌いました。曲は「1/3の純情な感情」。普通のカラオケでも歌う(るろ剣系はヒット曲が多いので、アニソンと気づかせずに歌うことが出来てかなり重宝する(爆)。松本零士はこうはいかない(^_^;))十八番の曲の一つ。
それからオフ会参加者(最終的には17名に達したそうな)で次々歌うわ歌うわ。私もハーロック主題歌、SSX主題歌、999テレビ版主題歌、ヤマト主題歌、ガンダム逆襲のシャア主題歌・・・と延々。おまけに一度部屋から出た某氏の報告では「隣もアニソンカラオケのようです(激爆)!」とのこと。
負けてはならじと他の参加者も一緒に合唱する状態の中、私はCL(コミュニティ・リーダー)の999映画版主題歌(ゴダイゴ版)もマイクが一本あいてるのをいいことに途中から参加。ヤマトにはスキャットまでボランティアで入る豪華版(爆)。更に、途中参加の時風さんから999の絵葉書五枚セット(去年情報が旧999MLで流れてたものと思われる)二つをもらい、調子に乗る私(爆)。後半は完全に熱唱モード突入。
11時まで五時間あったのに、時間の経つのが早い早い。もう少し歌いたかったが、明日のことを考えてやめておく。夜にそこからホテルまで歩いていくのは無謀なのでタクシーに乗ろうと思ってたら、でんろくさんが一緒に乗って送ってくれました。
タクシー内で色々と談笑。「どうしてもパセラの場所が分からずに、新宿のネット喫茶でAOLにアクセスしたらえびちがたまたまアクセスしてて、それで電話番号聞いてやっと着いた」そうです。こういう時、IM(インスタント・メッセンジャー)って便利なんですよね。結局足かけ十年、彼はアメリカにいたようです。
その日は疲れていたので、ホテルに帰って一時間もしないで寝てました。

そして三日目。思いっきり晴れてました。
京王新宿駅(これが二つあって、私が乗ったのはデパートの奥のやつ)からの特急で「高幡不動」に行き、土方さんの像と近藤さん・土方さんの顕彰碑に参拝、他の仏像も拝みます。でもって帰りに新撰組関係のお土産屋さんによってパンフレットをゲット。そこの奥では白黒時代の『新撰組血風録』のビデオをやってました。店のおばちゃんは麦茶をタダでくれたり道を教えてくれたりする、なかなかいい人です。
そこから多摩モノレールで一つ先の「万願寺」駅に行きます。笑ったのがプラットホームの柱に「土方歳三生誕の地」と書いてあったこと。更に月に一度しか開かない&その日はやってない「土方歳三資料館」の地図が改札口に張り出してありました。何なんだ一体(^_^;。
で、いよいよ土方さんのお墓に参拝(^^)のハズが、相変わらずのボケで石田寺の周りの塀をほぼ一周してやっと入り口にたどり着く羽目に。のみならずそこのお墓は「土方家」だらけ(爆)でしばらく探すのに苦労しました。総計十はありそうです。結局入ってすぐ右の仏像の裏側にありましたが。
昼間なら、墓地の真ん中から三百六十度見回した方が分かるかも。そこだけ立て看板がありますんで。

そのまま、また「万願寺」駅に引き返し、そこからモノレールでJRの立川駅へ。この途中の多摩モノレールは、周りに高い建物がないせいでほぼパノラマ状態。かなり遠くまで景色が見えます。晴れてたおかげで凄くきれいでした。
立川駅から中央線で三鷹駅に戻り、そこで南口から小田急バスに乗り換えて近藤さんのお墓へ。

さて、ここで注意。このコースで行くと多分この付近で食事になるんですが、三鷹駅南口の駅前には、何もファーストフードがありません。マックもロッテリアもないです。少し歩けばマックとコンビニはありますが、やっぱり「駅前」にないとねえ・・・。
というわけで、「三鷹駅に何かあるだろうから昼食はそこで」なんていう発想はお勧めしません(その発想で行ったら、昼食が菓子パンとジュースだけになった(爆)>筆者)。
モノレールからJR立川駅への途中にある「空中マック」で済ませましょう。命名理由は、多分行けば分かります。

バス停は「龍源寺」。近藤さんのお墓のある寺の名前そのままですが、目の前にある、というわけでもないので迷ったら近くのコンビニに入って聞きましょう。バス停から少し進んだところにあるお寺の門の前に石碑が建っているので、そう迷うこともないでしょう。お墓自体は墓地に入ってすぐのところで、やっぱり立て看板が目印。その付近、同じ通りに他にも近藤さんの生家やら道場の跡やらがあります。お墓に参った後は、ちょっと足を延ばしてみることをお勧めします。バスはどこまで行っても料金一緒なので、生家の近くのバス停から帰っても損はしません。

そして再びバスで戻り、中央線で新宿駅に。そこから埼京線に乗り換えて板橋駅に行きました。プラットフォームには案内がないので東口か西口かで悩むかも。
板橋駅東口、道を挟んでちょっと木が茂ってるところが板橋処刑場跡。「近藤・土方両雄の碑」が建ってました。永倉さんが建てたやつです。何か妙に静かで、厳粛な感じがしました。傍に永倉さんのお墓もあります。更に永倉さんの肖像画も。

こんな感じでした。
その日は本当に青空が凄くきれいで、「ああ、こういう空のもとで育ったらああいう人になるんだろうなあ」と思わせるくらい晴れてました。
代わりに凄く暑くて、汗がだらだら。家に帰って服を見たら塩吹いてました。飲んだジュースが多分約二リットル(爆)。
日焼けしてます。疲れた〜。

 

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