ぶっちゃけた話 8

 前野五郎

 洋子と同じ三番隊伍長。基本的には同格だが、実質格下。

 恥を忍んで正直に白状します。
 某HPを見るまで、こういう名前の人物が新撰組に実在するとは思いもしませんでした(核爆)。ああ、斎藤さんの「阿呆!!!」という声が・・・竹刀で脳震盪だけは勘弁してください!(T.T)

 まあ・・・どこかで見覚えはあったかも知れませんが。(2013年追記:多分、司馬遼太郎の「燃えよ剣」の伍長一覧かなとは思うんですが、当時は完全に忘れてました。)
 というわけで、これで新撰組に関する私の知識がどの程度かよく分かったでしょう(爆)。
 言っておきますが、かなり推測でハッタリかましてます(え、前から分かってるって? ならいいけど・・・)。

 で、この人物。最近になってようやく面白いキャラだなと思うようになりました。
 前は洋子と斎藤さんのオプション(ひどい・・・)程度にしか考えてなかったんですが、これはこれで色々使えるなと。
 実際、苦労の多いキャラだと思うんですよ。何しろ上司がああで、同僚もあんなですから(爆)。多分うちの新撰組の中でもトップクラスに気苦労が多いはず。騒音に悩まされる度合いに至っては間違いなくダントツトップでしょう。本人は慣れたみたいですけど。
 結構、実務家肌かも知れない。洋子と斎藤さんの派手な(傍迷惑な?)あれこれの影で、実質的に普段の三番隊をまとめてるのはこの男かも。第一、斎藤さんと洋子は普段から師範と師範代で隊全体のことに忙しくて、あんまり三番隊のことに関わってなさそうな気もする。あ、でも、この二人が他の三番隊隊士の前で四六時中ぎゃあぎゃあやってたら間違いなくノイローゼだな、周りが。今の方が被害が拡散していいかも知れない(爆)。
 結構お夢に役回りが似てますね、よく考えたら。縁の下の力持ちという意味で。

 しかし、この男自身はどう思ってるんだろ、洋子と斎藤さんのこと。少なくとも洋子よりは年上のはずだし、ひょっとしたら斎藤さんよりも上かも知れない。呆れて見てるんだろうか、意外と結構楽しんでたりして。

 

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