第四十一話（観柳斎・・・）
今回は意外でした。いい意味で。
最後、河合の墓の前で死ぬところが何ともはや。
完全に予想を裏切られました。
あのこと、彼なりに気にかけてはいたようで。
第四十二話
今回、ちょっと佐々木さんは敵の心理が読めてないなあと。
「何で薩摩が竜馬の居場所を教えてくるのか」
についてもう少し考えたら、もっと違うやり方があったろうにと。
確か近藤さんより前に死ぬんですよね、佐々木さんは。
それも、この辺に一因がありそうな気がしました。
暗殺の展開自体は、一応全仮説について触れてあって良かったんでないかと。
あと、捨助は今回初めて良かったです。
初めてかっちゃんに褒めてもらえた、と言って喜んでる付近とか。
第四十三話（平助・・・）
平助役の俳優さん、名演技でした。
顔の表情だけであそこまで演じきれるとは凄い。
あと近藤さんも良かったです。伊東さんに対するあの台詞が。
あれは近藤さんしか言えない台詞だろうなと。
伝えられてる史実とは違う（史実も細かく見ていけば
結構おかしいんですがね、土方さんとかの幹部が
宴会場にいて襲撃に間に合ったのかとか）んですが、
あれはあれでいいんでないかと思いました。
第四十四話
近藤さんの一喝、凄く良かったです。
今までのことがあるだけに、胸に来るものがありましたね。
あと、あの朝鮮人参の山にはちょっと笑いました。
斎藤さんも、京都で近藤さんたちに会うまで何やってたんだろうと、
改めて思いました。
想像することが多いです。
第四十五話（源さん、死す）
あの演出は・・・ちょっとどうかと。
幽霊はいいんですが。死ぬ前に出てくるCGがちょっと。
ネットで話聞いて、危惧していたよりはましだったですが。
斎藤さん、彼のある意味での不器用さが突撃シーンに出ていて、
よかったです。
第四十六話
近藤さんが主戦派になるのが…見てて複雑でした。
自分の最後を覚悟していたんだろうか？と。
ゲストキャラの榎本さんも悪くなかったです。
第四十七話
おみつさんがよかったです。
沖田さんと話してるシーンが、今までの彼女と相まって余計切なくて。
永倉さんはちょっと唐突というか、「命令だ」でキレるのは
違うだろうと思いました。例え負けていても、軍の指揮官に従うのは
当然だろうと思うので。これは家臣というのとは別の話ですからね。
そうでなければ、根本的に軍組織は成り立ちません。
第四十八話
斎藤さんと沖田さんのやり取り、あれが最後なんですよね・・・。
近藤さん、最後の「加納君、お久しぶりです」が良かった。
あの長い台詞も。
あと有馬藤太役の人の演技も良かったです。
史実でも、彼は近藤さんのことを敵ながらあっぱれと
尊敬していたそうですが、その通りの演技でしたね。
第四十九話（終わった・・・）
「新選組！」完結しました。
記憶にある限り、最初から最後まで一話も逃さずに見たのは初めてです。
為二郎役の栗塚さん、あの説得力は反則です。
沖田さん、最後にアリを助けるシーン、良かったです。
土方さんが一番切ない。あのまま修羅の道を歩んで死んでしまったんでしょうか。
西郷さんはあれから十年後に死ぬわけですが、西南戦争では斎藤さんも含め、
旧幕府側の武士が政府側について「戊辰の恨みを晴らす」と言って戦います。
因果は巡るというか。
その斎藤さんですが、四人斬り捨てるシーン、とにかく格好良かったです。
最後に近藤さん（役の香取さん）、お疲れ様でした。
今まではSMAPということで、色々おありだったでしょうが、今回の撮影では
多くの経験もしたでしょうし、多分、SMAP以外で本当の友人を得たと思います。
最後の数ヶ月間は、本物の近藤さんが乗り移っているかのようにも見えました。
これからも頑張って下さい。