江戸での日常(1) …洋子が試衛館にいるようになって半年後。斎藤との修行風景と沖田とのやりとり。
江戸での日常(2) …隅田川の川開きを見に行った洋子が、物陰で人殺しをやっているのを偶然目撃する。下手人は隠密の一人で、四乃森蒼紫と言った。
江戸での日常(3) …蒼紫からの決闘状が送られ、そこに向かった洋子は本来の身分を明かされて戻らないかと誘われる。断った洋子と蒼紫の決闘。
今回、四乃森蒼紫が出てきます。実は私が本格的なるろ剣ファンになったのは、彼の「ならば せめて 最強というあでやかな華を御庭番衆に添えて 誇りに換えてやりたかった──」という台詞がきっかけです。操が出てきてちょっと引いてしまいましたが(だって、操も好きなんです。「一番 想っている人を忘れる事の一体どこが幸せなのよ!!」彼女への好感はこの台詞につきます)、それでもどこかに登場させられないかと思ってこうしました。
この話全体が外伝のようなものですが、『江戸での日常』はその更に外伝ですね、位置づけとしては。まあ気楽に読んで下さい。